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「遺伝子」 or “the tradition” - yuukinosight lyrics

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全て此処にしかない物や人が、ただ一回だけの纏まり方を何処かへ受け継いでは消えていくよ。
オリジナルである事、その権威は、俺の血を流れ、肉に宿って、骨になって、いつかは消え去ってしまうけれど、ずっと俺は俺だって事でしょう。

スピリット、茶化せど、騙せど、かまけど。逃れられやしない、泣けど喚けど。毟りつくす如くに徹底されて、俺は必ず割り切れずに其処に残ってる証拠みたいだ。

激しい怒り、まばゆいピンクが、燃え尽きた。澄まし空冷の腹の底からの鮮やかさも、踏み分けて来る音も無い連携、繰り返し酌み交わし此処に照り返す今日の朝焼けを見る。

枠組み語るのは面倒。疾風。興ざめな計量と無残な定式化は乗りこなせ、セレモニアル。声にならない紋章をもぎ取って来たかい。小さく膝の上に居て、もう既に。

オリジナルである事の当たり前すぎる素晴らしさ、人の個性の可愛らしさ、だとか、凄み。仕草の全て、遺伝子が祀ってる伝統だと思うと、人の尊厳の格式は奏でられ始めます。

二度と無い瞬間に溢れてる、それを忘れてる、見回してみる、物や人でも全体でも部分でも。

俺は俺である必要の闇のような甘さに目を見張り、次に俺は笑わずには居られなくなる。命の逞しさを繰り返し見つけ出す。

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