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終演を告げる (shuuen o tsugeru) - polyphonicbranch lyrics

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僕は夏の匂いにうなされ 何度も目を覚ます
すぐそこにあるように触れたって 取り戻せない

毎日を躱して目を伏せって 片方を探した
大丈夫 大丈夫 まだうまくやれるはずだ

君の言葉をもっと僕の胸につき刺して
言葉にならない叫びを 引き裂かれるような痛みを
あの歌をまだ覚えているよ
そうきっと
言葉足らずで不器用だって傷だらけになって其れさえ
君が笑顔でいられるならば意味のあることだ
行きつく先がひどい運命で今日もままならない其れでも
愛おしさだけが残った

それさえも失くしてしまったなら空っぽに生きよう
古い映画のように色あせて終われるだろう

このままでいいのかって僕の胸につき刺して
アスファルトの先に揺れる 蜃気楼のような現実
あの曲はまだ鳴り響いてる

もうずっと
両手にあまる想い出たちがふとした瞬間ときに蘇って
どうしようもなく悲しさだけがほどけてゆくから
未来の意味も覚束なくて君の声を探し求めた
愛おしさだけを頼りに

夕立のような恋に傘はいらないから
雨の色をなぞるようにやがて過ぎ去っていく

言葉足らずで不器用だって傷だらけになって其れさえ
君が笑顔でいられるならば意味のあることだ
行きつく先がひどい運命で今日もままならない其れでも
愛おしさだけが残った
そうやって
夏の匂いを忘れられずに何度も目を覚ました夜に
望んだものが答えじゃなくて言葉を失くした
誰かの為にと想えたのは愛おしさのせいだって知った
あの夏は終演を告げる

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