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タイト (taito) - 緑仙 (ryushen) lyrics

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[緑仙「タイト」歌詞]

人は声から記憶を失くす動物らしい
じゃあ僕の声が君に届かなくなったのならば
この声を好きだと言ってくれた君なのに
全部忘れてしまうのかな

人は声だけあれば誰かを愛せるのだと
嘘つきの僕には 得体のしれない噂だった
真似事ばかりで 作ったのは僕自身だ
ここだけが僕の居場所だった

日々の機微をわかったフリしないで
夢の中でお会いしたこと、あるっけ?
嘘の数と同じだけのホントを
今は君が気づいてほしい

いまでも僕の全部を
好きだって言えるんですか
嘘つきは君のほうだったね
永遠なんて信じてたのは
僕1人だけだったんだ
ちゃんと目を見て言ってよ
僕の名前を

人は声から記憶を失くす動物らしい
でも君の声すらしらずに僕を何を忘れるの
きみ1人くらいが違う世界にいっちゃったとて
僕は何かが変わるだろうか
触れてみれば怖くなってしまうね
夜に溶けて言い訳ばっかりして
そんな脳で歌うことしかできなくて
それでも僕を愛して欲しかった

いまでも君の全部を
知りたいと思ってるんだ
僕は今でもここにいるから
立ち去る蝶の思いも
この歌と今も全部
君だけに聞こえればいい
確かな声で

嘘じゃない どれもこれも
偽りのない自分自身
僕じゃない 誰も彼も
本当すら知らないくせに

また交わす口約束
飽和する度ただ上手く
吐き出せずに
夜を飲み込んだ

いまでも僕の声だけ
覚えていてくれるなら
顔も体も記憶も全部いらない
僕から見た景色の
君はずっとあの日のよう
得体のしれない運命を
信じてしまうよ
永遠なんて信じてたのは
僕1人だけだったんだ
ちゃんと目を見て言ってよ
僕の名前を

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