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ハルガレ (harugare) - maria (jpn) lyrics

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[maria「ハルガレ」歌詞]

[ヴァース 1]
花冷えた心 微睡む車窓
西明かりに 揺れている慕情
席の向こう 君の肩に
凭れる 違う人
栞を綴じた胸に 消えない人
然して今は 知らない人
髪の色も 弾む声も
知らない彩に 染まっていく

[プリコーラス]
嗚呼、独りで恨んでいる
忘れていく君を
嗚呼、独りで想っている
終わった春の日を

[コーラス]
晴れやかに 燻んだ空に
並んだいつかの 平行線
結んだ距離が すかした声が
また 弾ける
腫れた目 浮かんだ涙
綴った恋が 鳴らした景色の残響は
まだ「さよなら」に 焦がれている色
青い、春枯れの鮮やかな色
[ヴァース 2]
もう 名残り雪も
跡もなく 花を濯ぎ
夏の匂いを 蕾んでいく
目もくれず 目もくれず
置き去りの 恋心も
淡い雪の 融ける様に
水に 流して欲しかった
人知れず 人知れず

[プリコーラス]
また、答えに迷っている
解りきっていても
嗚呼、独り継ぎ接いでいる
止まった春の日を

[コーラス]
花曇り 連れない空に
飛ばした いつかの放物線
消さないでいた 幼い影すら
遠ざかる
黄昏 照らした夜空を
吸い込んだまま
花焼けていた 感傷は
まだ「さよなら」も
初めてのこと
[ブリッジ]
晴れやかに 燻んだ空に
浮かんだ笑顔は 幻想で
もどかしさが 滲んだ目から
零れ落ちる
遥彼 染まった頬に
触った手から
伝った 季節の残響が
また、咲き始める

[コーラス]
君と並んで見ていた 紅空に
並んだいつかの 平行線
結んだ距離が すかした声が
また弾ける
腫れた目 浮かんだ涙
綴った恋が 濡らした景色の残響は
もう「さよなら」の 次の日の色
藍い、春枯れの鮮やかな色

[アウトロ]
知らない花が咲いている
また季節が 芽吹いている

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